Fier |
自信と余裕に満ちた天才剣士 | ||||||||||||||||||||||
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剣(フェンシング)の名家「イユラール家」の末裔。 八代に渡り、護り受け継がれてきたイユラール家だったが、 異教信仰の罪により、12前 一族を抹殺される。 当時6歳だったフィエルは、生まれ持った1本の愛剣を片手に、唯一人生き残った。 イユラールの剣技を世界に轟かせた初代名君"ヤルフェ"の若き頃に良く似ており、 また剣の腕そのものも、ヤルフェを越えると期待された、"天才"。 その才能を裏付けるのは 瞬時に判断できる頭のキレの良さと、己の技量・実力・限界を 熟知しているからこそ伺える、常に自信と余裕に満ちた笑みである。 何事にも動じないほどのマイペースで、周りに一切干渉されない。 "その時"・"その一時"を楽しめれば良いという思考。 そういった陽気さから楽天家にも見えるが、どんなときも思考を巡らせている。 何にも囚われない自由気侭な性格だが、罪に問われ一族が滅ぼされたにも関わらず、 異教である"キリスト"を信仰するのは、"己の自由"の示しであり、国・政府への挑発。 そして何よりも、「イユラールとしての誇」である。 (→アルカ国にキリスト教を広めたのは、4代目の娘) ベジタリアンのため肉は食べないが、酒は飲む。好きなのは白ワイン。 イユラールの生き残り・そして異教徒であることから、刺客や兵士に追われる日々を送っていたが、 逃げも隠れもせず、「来た者は皆 返り討ち」。 しかし、何を思ったのか、この数週間前 追ってきた兵士に抵抗なしに身柄を引き渡し、 投獄される。 (身柄を渡す時も、牢に入っている間も、ずっと笑っていたそうだ) 今日、フィエルの処刑が決行され、肩書きに魅入られた多くの観客がコロッセオに 集まった中、囚人同士の殺し合いに紛れ処刑されることになっている。 |